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今回作業したブランドは【NIXON~ニクソン】です。こちらのブランドはカラーバリエーション豊富で男女問わずに人気がありますね。その中で定番と言われている「51-30 (フィフティーワンサーティー)」というモデルは一言でいうと『ごつい!』そして重量感があります。
しかし見た目は同じで女性でも違和感なく着用できる「42-20 (フォーティーツートゥエンティ)」というモデルもあるので彼氏彼女、ご夫婦、お友達同士ペアで揃える事も出来るのでご安心を…
それでは作業に入りまーす!
※お断り※
「51-30」の防水性能は30気圧となっています。カジュアル時計の中では防水性能が高い仕様となっていますのでご自身での電池交換は絶対にオススメしません…
1度でも裏蓋を開けてしまうと防水性能は保証できません。こちらのモデルは購入店または防水検査が出来る時計店にお願いしましょう。
ニクソン
【商品詳細情報】
ブランド名:ニクソン
型番:A057-000
モデル名:51-30タイド
ベルト素材:ステンレス
ベルト幅:約 25㎜
風防:ミネラルクリスタルガラス
ケース素材:ステンレス
ケース直径:約 51㎜
ケース厚さ:約 16㎜
防水性能:30気圧
重さ:約 275g
ちなみにモデル名「51-30」の数字が意味するものは…「ケースサイズ51㎜」「防水性能30気圧」の数字部分のことを表しています。
準備
まずは電池交換をやりやすくするために裏蓋全体を見えるようにします。その為にはベルトを外します。
外すと言っても画像赤丸部分のピンを1本だけ外すだけです。ここはバネ棒になっているのでピンセット先でピン頭を押してあげると凹むので、その隙にベルトをずらして外します。
※バネ棒はその名の通りバネ式のピンとなっていますので外す際は飛んでいかないように指をピン頭に覆い被せながらやると、万が一に勢い余って飛んでいきそうになっても指で防ぐ事が出来ます。
文章で説明してもイマイチ、ピンと来ないですよね…ピンだけに(>_<)
裏蓋チェック
これで裏蓋全体が見えて工具を使いやすくなりました。このモデルはケースが大きい為、工具が使いにくい場合があるので皆さんは購入店または時計店に依頼したほうが良いかと思います。
内部チェック
裏蓋を開けると電池が見えて来ましたが何やら金色の金具で固定されていますね…
電池交換
赤丸部分に小さいネジで固定されているのが見えます。ネジを緩める際には飛んでいかないように慎重に作業します。
このタイプはネジを緩めている最中に電池の上に被さっている金具が反動で浮いて来るときにネジが飛んでいってしまうので気をつけます。
このネジが吹っ飛んでしまうと本当に探すのが苦労します。私も経験あるのですが部屋中をコロコロで掃除しながらネジがくっついてないかな~と探し回った事があります…
さて無事に電池を取り外して型番を見てみると「399」と刻印されていますね。これは海外電池ですね…
見慣れた形式で言うと…
「SR927W」となります。恐らく一般的には珍しい電池型番になるのかな?SR927SWの方が利用頻度が私は高いです。
通常は数字の後ろに「W」の電池はデジタル時計や多機能時計で使われます。このモデルはタイド機能があるのでWなんでしょうな。
まとめ
ニクソン51-30シリーズはご自身での電池交換は絶対にオススメしません!防水性能が高い時計はメンテナンスが特に大事ですのでメーカー修理として依頼するべきです。大切な時計はプロにお任せしましょう!
また今回は触れていませんが「タイド機能」についての説明は機会があれば記事を更新する予定です…あくまで予定です…需要があれば記事を更新したいと思います。