買ったばかりの腕時計が動かない…これって不良品?モニター電池とは…

『お店で買ったばかりの腕時計が止まってる』『ネットで注文した腕時計が届いた時点で止まってる』

このような経験をされた方はいるのではないでしょうか?せっかく買ったばかりの腕時計が止まってしまったら怒りたくなりますよね…

でもその怒りを店員さんにぶつけないで下さい。気持ちは分かりますが、その行動は「 自分は無知な人間です」と言っているようなものです。

ひとまずクレームを直ぐに店員さんに言う前にこの記事を見て少し頭を冷やしてくれたら幸いです。

電池は消耗品

電池は消耗品

例えば車を購入して3日しか経ってないのにガソリンがなくなったと購入店に貴方はクレームをいれますか?

恐らく多数の方はそのような行動はしないと思います。それはご自身でガソリンは消耗品と理解しているからです。

腕時計は工場で組み立てられて納品されます。仕入れた業者が次に店舗へ納品します。そして店頭に陳列されます。

この間、腕時計は動き続けています。組み立てから店頭に並ぶまでの時間、そして陳列された商品をユーザーが手にするまでの時間が長ければ買ったばかりなのに直ぐに止まってしまう現象は割りとありえる話です。

一般的なクォーツ腕時計の新品電池は通常使用(大事に丁寧に扱う)で約2年もつと言われています。クロノグラフやライト機能など複数搭載されているモデルは使用頻度が高いと1年もたない事もあるので気を付けて下さい。

組み立てからユーザーの手に届くまで2年近く経過している事もあるので、電池切れと思われる状況で店員さんにクレームを入れるのは止めましょう。

腕時計の価格に電池代は含まれていない

腕時計本体価格に電池代は含まれない

ブランドによっては取扱説明書に「時計本体価格に電池代は含まれません」「保証期間内であっても電池交換は有償です」と記載されています。

組み立て時に装着されている電池を「モニター電池」と読んでいます。これは動作チェックを兼ねていますし店頭陳列時に腕時計が動いている方が性能が分かるので消耗してしまいますが致し方ないことだと思います。

本来は買ったばかりであろうと電池交換は有償扱いであることを頭に入れておいて下さると助かります。

最近の販売店では購入してから1年間は止まってしまった腕時計の電池交換は無償対応してくれる場所が増えていますので是非そのような場面に遭遇してしまった場合は購入店に相談依頼をしてください。

動いている腕時計を電池交換依頼した場合

腕時計の電池交換

先程申し上げた購入から1年間は電池交換無償の販売店が多い…それを動いているのに1年以内に販売店へ電池交換依頼した場合は有償になることが多いです。

原則止まった時計を1年以内だったら電池交換は無償なのでご注意下さい。

購入時に腕時計が止まっていることに気付いたら…

あれ?買ったばかりの腕時計が止まってる…

これは店員さんの心遣いが重要となります。お客様が気に入って支払いを済ませて保証書に購入日を記載してしまった後に腕時計が止まっている事に気づいた場合、購入された瞬間に保証期間の効力が発生してしまい尚且つ着用していないのに修理だしとなり実質保証期間を無駄に使ってしまいます。

販売前に動作確認をしてからお支払い、保証書記載をするようにした方がクレームを防ぐことが出来ます。

買った瞬間に修理だしではお客様の気持ちが変わって返金になってしまい、保証書も無駄になってしまいます。保証書は納品時に1枚なので予備はないと思いますので新しい保証書を手にするには経費がかかってしまいます。

最良の手順は電池交換が完了して戻ってきてからお客様に渡すとき保証書を記載する事が出来れば一人前の販売員です。

その前に常に陳列商品を確認して止まっている腕時計を販売できる状態に出来てこそ本当のプロ販売員と言えます。

まとめ

販売員

買ったばかりの腕時計が直ぐに止まってしまったらイライラしてしまう気持ちは分かりますが腕時計の電池について少しでも理解していただければ幸いです。

今回は一般的なクォーツ腕時計の話でしたが他にも「ソーラー」「電波」「機械式」「キネティック」といった動力源が違う商品もあります。腕時計が止まる原因は様々です…

それでは皆さん!くれぐれもイライラを店員さんにぶつけるのは止めて下さいね。