コーチ
準備
ステンレスベルトなので、このままの状態では作業がやりにくいです。よってベルトの一部分を外していきます。
上の画像で白丸で囲った部分はバネ棒になっています。2箇所の内、1箇所で良いのでピンを外します。
ピン頭をピンセット先で押しながらコマを引き抜く感じです。
裏蓋チェック
裏蓋は「こじ開け」タイプです。
開ける際に使う工具は専用なものを使った方が良いです。しかし腕時計のブランドやモデルによって隙間の大きさが様々あるので、形に合った工具を必要とします。
つまりこじ開けオープナーも様々な大きさを用意しなければならないのです。しかしそこまで工具を揃えるのはお金がかかってきますので、まずはオープナーの厚さが薄い物を選ぶと良いでしょう。
薄いオープナーであれば応用が効くので大抵の裏蓋は開ける事が出来ます。もしこじ開けオープナーを個人的に購入を考えている方は、まず薄いオープナーを選びましょう。
内部チェック
裏蓋を外すとムーブメントが見えます。白いプラスチック枠を取り外さなくても電池交換が出来ます。
電池交換
まずは①の部分にピンセット先などの先端が細いものを使い②の方向に銀色部分を軽く動かすと電池を押さえている金具が連動して動きます。
その金具が電池に被さっていないときに取り外します。
使用電池
まとめ
14502195 難易度★★☆
こじ開けタイプの裏蓋は開ける事が出来ても閉めることが出来ないというお話を良く聞きます。
力ずくで閉めようとすると裏蓋を変形させてしまったり、ガラスを割ってしまう事があります。
裏蓋が指の力で閉まらないときは工具を使うことになるのですが…その工具は結構なお値段がします。
私の経験上、安価な時計(~3,000円)は割と指の力で簡単に閉める事が出来る事が多いです。
こじ開けタイプは初心者の方にはオススメしません。キズは間違いなく付けることになるでしょう。
電池交換は購入店または時計店で依頼するようにしましょう!