今回は読者の方から頂いた質問に答えるコーナーになります。今回のお題は…
『裏蓋のロゴが曲がっているので真っ直ぐにしたい』
このような悩みをお持ちの方は結構いらっしゃいます。腕時計の裏側で周囲の方には気付かれない場所ではありますが着用している本人は気になってしまう気持ちは分かります。
果たして解決方法はあるのでしょうか?
腕時計の裏蓋
腕時計の裏蓋の種類は基本的には3種類です。
【こじ開けタイプ】
【ネジタイプ】
【スクリュータイプ】
この3つの画像をご覧頂くと分かると思うのですが、「裏蓋のロゴがずれてしまう」「裏蓋のロゴが真っ直ぐではない」この現象が起きるのは【スクリュータイプ】の裏蓋だけです。
【こじ開けタイプ】【ネジタイプ】は上から嵌め込む形になるのでロゴや刻印は真っ直ぐになります。
なぜスクリュータイプの裏蓋はロゴが真っ直ぐにならない
答えは「構造上仕方がない」
裏蓋のロゴや刻印は閉める前に仕上がっています。裏蓋をきっちり閉めた位置によっては真っ直ぐにならない事があります。
本当にこれは構造上仕方がありません…きちんと密閉されている状態なので、これを真っ直ぐにしてと言われてもどうしようもありません。
どうしても真っ直ぐにしたい
やろうと思えば出来ます。この状態がどのような状況かお分かりですか?先ほど申し上げた通り、キチンと裏蓋を密閉させた状態の位置ではロゴや刻印はずれます。裏蓋を緩めると上の画像のように真っ直ぐになりますが、この状態で使用すると腕時計内部に汗や汚れが入り放題になりガラス内部に曇りや水滴が発生し直ぐに破損します。
ですから絶対に裏蓋を緩めて使用しないで下さい。
まとめ
結論『スクリュータイプの裏蓋は構造上ロゴや刻印は真っ直ぐに出来ない』
スクリュータイプの裏蓋でキチンと真っ直ぐになっていれば、それはラッキーと思いましょう。